楊貴妃やあの美女モデルを輩出した「美人谷」の秘密に迫る

楊貴妃やあの美女モデルを輩出した「美人谷」の秘密に迫る

楊貴妃やファッションモデルを輩出。"四川美人"は本当だった!


九寨溝(きゅうさいこう)や黄龍(こうりゅう)といった世界自然遺産、パンダや孫悟空のモデルとなったキンシコウの生息地として知られる四川省。四方を山に囲まれた盆地のため、1年のほとんどが曇りや霧に包まれるせいか、色白の女性が多く「四川美人」といわれるほど美女の産地としても有名ですよね。透き通るような白い肌に整った顔立ち、そしてその抜群のスタイルは本当に同じアジア人?!と思ってしまいます。
世界三大美女のひとりといわれる楊貴妃やファッション雑誌「Ane Can」※1の元専属モデルであり現在はシンガーとして活躍しているalanさんも四川省の出身。alanさんは通称「美人谷」と呼ばれる丹巴県で育ったそう。
そんな錚々たる美女を輩出している四川省ですが、その北部にチャン族という古代民族・羌族(ちゃんぞく)の末裔といわれる人々が暮らしているのをご存知でしょうか。


ツヤツヤの肌で元気いっぱい!チャン族ってどんな民族?


チャン族は古来より戦時の傭兵として地位を確立し、三国時代においては蜀軍として活躍。人口としては少ないものの、長い歴史と華やかな文化を持つ民族です。彼らの集落は雲に囲まれた山の中にあるため「雲の中の民族」と呼ばれ、その海抜はなんと2000〜3000メートル!富士山の標高が3776mですから、いかに高い場所にあるか想像がつきますよね。山の中だけに急な坂道が多く、空気が薄いため、都会から訪れた人は歩くだけでも一苦労なのに、村の人々は元気いっぱい。そして見逃せないのが彼らの肌の美しさ。都会ほど化粧品やエステが普及しているわけではないのに、ツヤとハリがありピカピカなんです。なんともうらやましい限りですが、聞けば村には肥満の人もおらず、さらに長寿の民族としても有名なんだとか。美容・健康・長寿の秘密は一体どこにあるのかとっても気になりますよね。


健康長寿、美人の秘訣は食生活にあり。古代から続く、杜仲の習慣

健康長寿、美人の秘訣は食生活にあり。 古代から続く、杜仲の習慣


四川省は全国生産量の75%を占める国内有数の漢方原料の産地。杜仲もこの地方でよく見られる薬用植物のひとつで、農家の庭先にも植えられています。チャン族の人々は昔からこの木の樹皮を食用として利用してきたそう。※2
例えば、葉を使ったお茶やおかゆ、小麦粉をまぶした揚げ物、樹皮と豚肉を煮込んだスープなど。山に囲まれた村の主なタンパク源は脂身の多い豚肉やヤギ肉。しかも調理には油を多く使うので、高脂質・高カロリーで生活習慣病につながりかねない食生活なのに、村の人々が健康そのものなのは、杜仲を毎日のように摂取しているから。
杜仲の薬効に気づき、生活に取り入れた古代人の知恵を受け継ぐ現代のチャン族の人々。私たちも彼らに見習い、杜仲の力で健康と美容を手に入れたいものですね。

※1 小学館発行の月刊女性ファッション雑誌で、2007年3月7日に創刊して2016年11月7日発売の12月号で休刊。
※2 日本では樹皮は医薬品にあたります。


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